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2019年1月20日 (日)

「差異と反復」を読むぞ<僕にも分かる「差異と反復」00>

「差異と反復」を読むと言いはじめてからずいぶん時間がかかったけど、いよいよ初期ドゥルーズの主著「差異と反復」をまとめていく。

 

 

 

目標とするのは、極力かんたんに、かつ正確に内容を理解できる文章にすること。「哲学素人の僕にでも分かる分かりやすさ」と、「ちゃんとした読解」。

 

Deleuze_2
「差異と反復」はどうにも厄介な本だ。とくに僕のような哲学初学者には、すんなり読めるものじゃない。アリストテレスからライプニッツ、ニーチェ、ベルクソン、フロイトなどとても多い種々多様な思索者の多種多様な哲学や思想思索をすでに常識として知っているものとして、それらをどう考えるかについて書かれてあるので、それらをよく知らない僕なんかが読もうとすると、1ページ読むたびにその種々多様な思索に関する歴史を調べ直さないといけない。そして、それが非常識な捉え方をされているので、ドゥルーズの問題視している点がどこなのかさえもすぐに見失ってしまう。
それでも、その思索には、「生の哲学」によって「主体と世界」「相関と実在」「有限と無限」「此岸と彼岸」の矛盾的な対立を結び付け、我々が生きる場としての世界の位置づけを整理し直すという、すごく魅力的なアイデアに溢れている。
分かりにくい文章の中で、少しずつ分かるかもしれない部分も見え隠れしてきたので、その読解に挑戦してみようと思う。

 

 

 

「差異と反復」の構成は次のようになっている。
・はじめに
・序論「反復と差異」
・第一章「それ自身における差異」
・第二章「それ自身に向かう反復」
・第三章「思考のイマージュ」
・第四章「差異の理念的総合」
・第五章「感覚され得るものの非対称的総合」
・結論「差異と反復」
本来なら「序論」から読むべきなのだろうが、それは全体の論を見通して道づける話であるので、その語用に慣れないままに読むとそこで最早ちんぷんかんぷんになってしまう。だから、第一章の「差異」をめぐる思索から順に読み進むことにしたい。

 

つづく

 

<僕にも分かる「差異と反復」>

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